今回から不定期で日々の気づきやコンビニエンスストアの経営に役立つ知識、小売業の情報、様々なニュースのコンビニに与える影響や当塾のカリキュラムである受講生の「気になるニュース」の共有などをお伝えしていきたいと思っています。
ぜひお付き合い下さい!

第1回は…『ダイエットと経営』について

今年の3月、あまり乗る習慣の無い体重計に乗ってみると…
なんと70.4kg!(画像は私ではありません)
身長170cmの私はもうメタボ状態、それはスーツも前ボタンが閉まらなくなるわけだ。
その日から「糖質制限」ダイエットを始めました。
そして昨日、12月3日の体重は58.7kg
−11.7kgのダイエットに成功!

やっていたことは炭水化物を減らすことくらい、61kgになってきてやっとジムに通い始めました。それまではお米・パン・麺類を食べるのを週に1~2回程度に抑え、それ以外は量を気にせずに食べる、これだけです。
食事の多くをセブンイレブンにお世話になっている私が選ぶメニューは
・サラダチキン
・コールスローサラダ
・シーザーサラダ
・BIGポークフランク
・7Pハンバーグシリーズ(または金のハンバーグ)
・こだわりのバタピー
・糖質オフのパン
・オイコスヨーグルト(またはザパスヨーグルト)
・果物全般
 などなど…

全部は書き出せませんが、コンビニの食事のみで痩せることができることを身をもって証明しました。これ以外の食べ物についてなど、気になる方は直接メッセージください^^
(ちなみに11月に受けた人間ドッグでは視力以外は全てA判定でした!)

最近、研修の中や経営者の方・社員さんとの個人面談の際にはなぜかダイエットの話になることが多く、このマーケットは大きいのだと実感します。

さて、ダイエットの話で、「痩せたよ!」というのが本題ではありません

この9か月間、自分の体重と向かいながら色々な気づきがありました。
よくアメリカでは太っている人は自己管理ができないとみられて出世できない、なんて言われていますが、そんな話ではありません。

前振りが長くなりましたが、今回はダイエットから学ぶ、成長する経営に必要な3つの視点についてお話します。

① 数字の目標だけでなく、「どう在りたいか」のイメージも必要
② すぐに効果は出ない。だからこそやり続けることが必要
③ たまには休むことが必要で、それによってさらにその先に進むことができる

まず①についてです。
数字の目標だけでなく、「どう在りたいか」のイメージも必要

私の当初のダイエットの目標は「61kgまで体重を落とすこと」でした。
経営に置き換えれば売上を日販〇〇万円にしたい、利益を〇〇円出したい、などと一緒です。
ただ、ある時大浴場で大きなお風呂に浸かっているとき、ふと髪を洗っている男性の後ろ姿が目に入りました。なんと、腰回りに余分な贅肉が無い…
なりたいイメージは体重61kgではなく、腰回りに贅肉がない身体にしたいのだと気づき、そこからは体重も毎日測りながらもそこに一喜一憂せず、なりたい身体をイメージしていました。
結果、先ほど書いたように58.7kgまで健康な状態で落とすことができ、なりたい身体まであと一歩かな、と思います。

ふとこれまでの学習塾の責任者や店長時代のことを思い出すと…
確かに売上目標、利益目標はあった。そしてそれを達成するためにポスティングをしたり、生徒紹介のマーケティングを行って、コンビニ経営では単品を売り込んだりセールで仕掛けたりした。
でも待てよ、それ以前に「どう在りたいか」があったなと。
学習塾時代では「あなたの一番志望校に合格させる」というコンセプトの下で偏差値教育だけでない個々のビジョンを大切にする指導を、コンビニの直営店勤務時には「地域のモデル店になる」ことを在りたい姿としてお客様や他の店舗のオーナーさんに伝わるような従業員さんの成長にこだわりました。
結果としてそのような時には必ず数字も伸びていました

ダイエットも経営も、定量(売上や利益)の目標だけでなく、定性(在りたい姿)の目標も大事なんだと思います。
ぜひ、今責任ある立場で働いていらっしゃる方は両方のイメージがあるか、振り返ってみてください。

長くなりましたので今日はここまで。
次回は②からのポイントをお伝えします!
更新を楽しみにお待ちください!